こんにちはCOMです。
今回は、電動昇降デスクで有名なFlexiSpotの選び方について解説します。
在宅ワーク人口が増えて爆発的に人気になった電動昇降デスク。
座って作業と立っての作業ができて健康に良くて作業効率が上がる
という噂のもと、今や一部のガジェオタだけじゃなく一般人でも使うデスクになりました。
僕は今までデスク普通の座ってしか作業できないタイプを使ってたんですが、ついにフレキシスポットのスタンディングデスクに買い替えました。
なんで僕が今回フレキシスポットのデスクに決めたかというと、
- 僕調べで一番コスパが高い
- ほかにもいいのはないだろうか?と探してる時間が勿体無い
ただこれを選ぶのにFlexiSpotのデスク多すぎてかなり迷いました。
FlexiSpotって足と天板をバラで売ってて選べるんですが、数が多すぎる。
そして名前が分かりにくい。
ということでちょっと前置きが長くなりましたが、今回はつい最近FlexiSpotを買う時に迷った僕が
これから同じようにFlexiSpotを買おうとしてる方に向けて、FlexiSpotの足の選び方・購入前に知っておくべきポイントを日本語がわかれば理解できるくらい分かりやすく解説します。
今電動昇降デスクを検討してる方、FlexiSpotに興味がある方は是非最後まで見てくれると嬉しいです。
ではいきましょう!
動画Verはこちら↓
絶対に失敗しない電動昇降デスクFlexSpotの選び方 | おすすめスタンディングデスク
スタンディングデスクとは?
立ってる状態と座ってる状態を切り替えて作業できるので
- 効率が上がる
- 健康にいい
- 気分転換になる
このような特徴を持つ机のこと。
長時間座っていると、筋肉の代謝や血行が低下し、健康に害を及ぼすようです。
座っている人ほど、肥満、糖尿病、がん、脳血管疾患、認知症などが増加し、寿命が縮まる可能性があって、
1日8時間以上座っている人は、3時間未満の人と比べて死亡リスクが1.2倍になるという研究結果もあります。
座りすぎは怖いですね。これを防止するために必要なのがスタンディングデスクというわけです。
適切な天板の大きさ
スタンディングデスクでもっとも大事な脚の選び方に入る前に軽く天板について触れておきます。
天板は広いほうが作業がしやすいことは間違いありません。
とはいえ、部屋の大きさには人それぞれ事情があるので無理に大きいサイズを購入しなくてもいいです。
ちなみに僕が買った天板の大きさは横160cmで奥行きが70cm。
部屋の広さは6.5畳です。
デスクの上には

- 42.5インチのモニター
- 自分のパソコン
- 仕事用パソコン
- スピーカー
- キーボード
- ipad
- マウス
- デスクマット
- フィギュア
これだけのものを置いてます。
僕はここで昼飯を食べたりするので大きめにしました。
個人的な意見として、
- デスクで飯を食べる
- 書く作業をする
- 複数パソコンを使う
こういった方は幅を140cm以上にした方が良くて
- モニターを複数使う
- メインモニターの大きさが27インチ以上
こんな方なら奥行きは70cm以上あったほうがいいと思ってます。
理想のデスクの高さについて
次は脚の紹介に入る前に理想の机の高さについて説明します。
フレキシスポットは脚のグレードによって設定できる高さが異なってまして、普通・中級のグレードの足だと73cmまでしか下がりません。
その疑問に答えるにはまず理想のデスクワーク姿勢について話します。
理想のデスクワーク姿勢とは以下の通り

- ディスプレイまでの距離は40cm以上
- 画面は目線よりちょっと下
- 肘の角度は90度
- 足全体が床に接してる
こんなところです。

- 日本人男性の平均身長172cmの場合、キーボード作業時の適切なデスクの高さは67cm
- 日本人女性の平均身長158cmの場合、キーボード作業時の適切なデスクの高さは61cm
これに+5cmすると書き作業をする時の理想のデスクの高さの目安になります。
僕は身長178cmなので、キーボード作業の場合の理想のデスクの高さは70cmで書き作業の場合は75cmということになるわけです。
ここで中級のグレードの足だと73cmまでしか下がらないというのが問題になってくるわけです。

というとそんなことはなく、今から紹介するアイテムを使えば解消できます。
一つ目はフットレスト

値段も2000円くらいから売ってて、コスパがいい
10cmくらい足を上げることができるのでおすすめです。
二つ目はキーボードスライダー

デスクにくっつけてキーボードを低い位置に置くことでデスクの高さ問題を解消できます。
天板を広く使えるというメリットもあります。
とりあえず、ここまでで天板の大きさと理想のデスクの高さについて理解できたと思うので
次はいよいよフレキシスポットの脚について見ていきましょう!
比較対象の脚一覧
今回紹介するフレキシスポットの足一覧はこちら
これは公式サイトにあるFlexiSpotの脚一覧
価格は足だけの価格です。
公式サイトにはこのほかにも
- H1
- E2AL
がありますが、H1はデスクの昇降が手動で
この現代に手動でデスクの高さを変えるのは流石に電動デスクを開発してくれた偉い人に失礼なので除外。
E2ALは段差があるところでも置けるデスクなんですが、これも超少数派だと思うので除外します。

まず大きく分けてFlexiSpotの足には
- 手回し
- シングルモーター
- デュアルモーター
の三つのタイプがあります。
値段は手回し→シングルモーター→デュアルモーターの順に上がっていきます。
この中で先ほどの説明通り手回しは除外します。
手回しは安いのが魅力ですが、高さを変えるたびに手で回してたらそのうち面倒になって間違いなく昇降機能を使わなくなります。
ここで手回しを選ぼうとしてる方は、そもそも昇降機能がいらない方である可能性が非常に高いので本当に必要なのか自分自身に聞いてみましょう。
では、シングルモーターとデュアルモーターの違いを説明していきます。
シングルモーターとデュアルモーターの主な違いは
対応してる天板の大きさと耐荷重
シングルモーターは対応してる天板の幅が100ー160cmなのに対して
デュアルモーターのモデルは対応してる天板の幅が120ー210cmまでとなってます。
耐荷重もシングルモーターとデュアルモーターで30kgの差があります。
幅160cm以上の天板を使いたい方は問答無用でデュアルモーター搭載のモデルになります。
あとどうでもいいけど違う点は昇降スピード
シングルモーターだと一秒で25mm
デュアルモーターだと一秒で38mm動きます。
早いに越したことはないですが、そんなにこだわるポイントでもないです。
FlexiSpot シングルモーターの脚を解説

シングルモーターの2製品を解説していきます。
シングルモーターの製品は
- EG1
- EF1
があり、違いは高さのメモリ機能と障害物探知機能があるかどうか。
メモリ機能というのは、一度使った高さを登録しておいて、ボタン一つで登録しておいた高さにデスクを持って行ってくれる機能。
こ障害物探知機能というのは、文字通り障害物を検知したらその場で動きを止める機能。
障害物検知機能は必須ではないですが、メモリ機能はあった方がいいです。
スタンディングデスクを買おうとしてるということは立って作業をしたいという前向きな気持ちがあると思うので、おそらく1日一回は立つはず。
そこで毎回高さをしっくりくる高さに合わせてたら三日目くらいで面倒になって2度と立って作業することはなくなるでしょう。
価格差を見ても3000円くらいなのでメモリ機能はつけとくことをお勧めします。
と思うかもしれませんが、シングルモーターにはちょっとしたデメリットがあります。
それが天板のサイズとデスクの高さ。
シングルモーターの脚は対応してる天板の横幅が100cm-160cm なのでこれ以上大きな作業領域が欲しいかたには向いてません。
次がデスクの高さ。
先ほど自分の身長にとっての理想のデスクの高さを考えてもらったかと思いますが、
シングルモーターの2モデルはデスクの最低の高さが71cmなんです。
これに実際は天板の厚さが加わるので実際は73-74cmの高さになります。
74cmというと先ほどの理想のデスクの高さの公式に当てはめると身長184cmの方がキーボード作業をする時にピッタリなデスクの高さという計算になります。
もちろんこれらは先ほど紹介したフットレストやキーボードスライダーで解消できますが、
買う時に問題点があることを知っているのにそれをわざわざ買ってなんとかするくらいなら、もともと問題のないモデルを買うのが無難だと思いますね。
FlexiSpot デュアルモーターの脚を解説
次はデュアルモーターのモデルを見ていきます。
デュアルモーターの製品は
- EJ2
- E7
- E7Pro
- E8
があります。
何がなんだかわからないと思うのでデュアルモーターのモデルを一覧にしました。

まず価格ですが、一番高いのはE8
次にE7pro 一番安いのはEJ2となっていて、高くなれば高くなるほど高性能になります。
とはいえ中には必要ない機能もあるのでその辺りを見ていきましょう
天板の横幅は120ー200cmまたは210cmとシングルモーターのモデルと比べて幅広い天板に対応してます。
奥行きも60-80cmに対応。
次が一番大事な昇降範囲。
これはデスクを使う上でかなり大事なポイントになってきます。
EJ2のみ昇降範囲が最低69cmからとなっていて、他は60cmからとなってます。
この69cmというのは足の高さのみなので天板を入れると、71cmになってしまいます。
ここで先ほど話した理想のデスクワークの姿勢を思い出しましょう。

- 日本人男性の平均身長172cmの場合、キーボード作業時の適切なデスクの高さは67cm
- 日本人女性の平均身長158cmの場合、キーボード作業時の適切なデスクの高さは61cm
これに+5cmすると書き作業をする時の理想のデスクの高さの目安になります。
デスクの高さ71cmだとこれは身長180cmの方がデスクでキーボードを使う時にちょうどいい高さになる計算になります。
180cmの方であれば問題ないんですが、おそらく僕を含め多くの方はこの基準をみたしていないと思います。
なので、身長が180cmない方でキーボード作業をするなら、最低60cm(天板を入れると62cm)から高さを設定できるモデル「E7・E7pro・E8」にするのがいいでしょう。
次はボタンの形式ですが、
「EJ2・E7pro・E7・E8」全てのモデルでタッチパネルを採用してます。
E7pro E8のタッチパネルにはUSB端子があり、ここで供給や充電などができます。
これはあったらいいなくらいで必須ではないですね。
障害物検知機能は全モデルについていて、耐荷重についてはどれもそこまで大差はないですが、
E7・E8が125kgで、EJ2・E7proが100kgまでとなっています。
僕は以前耐荷重30kgくらいのデスクに17kgのモニター1つとモニターアーム、6kgのモニターを二つ載せていて、真ん中の部分が思いっきり曲がってました。
しかしこのデスクは頑丈で、同じモニターを乗せてもびくともしませんでした。
その他の特徴としては、E7Proは足の形がこの字方になっていて足の上にキャビネットを置けたりします。
見た目もすっきりしていいですね。

E8と他のモデルとの違いがはタッチパネルにUSB搭載されています。
ほかの特徴は、
足が四角ではなく楕円形になっている
静音モーターを搭載していてモーター音が静か
となっています。
どのモデルがどんな人におすすめか

以上でFlexiSpotの足を、シングルモーターとデュアルモーター2種類に分けて違いを比較した結果になります。
選び方をまとめると、
- 天板のサイズが160cm以内で身長184cm以上の方はシングルモーターのEG1
- もしくはEF1
天板サイズが200cmくらいと大きめの天板を予定してる方はデュアルモーターの足にしましょう。
- 値段を少しでも抑えたい。かつ身長が180cm以上あるならEJ2
- メモリ機能・障害物検知機能があってこの字のスッキリした足がいいならE7pro
- 楕円の脚 USB端子が必須ならE8
一番のおすすめは高機能で高い耐荷重のE7
FlexiSpotの中でもトップクラスの人気商品です。
ちなみに僕が購入したのもこのE7です。
FlexiSpotを買う前に知っておくべきポイント
最後にFlexiSpotを買う時に知っておくべきポイントを解説します。
FlexiSpotの価格は不安定。
これどういうことかといとうと、FlexiSpotってアマゾンのタイムセールで定期的に安くなるんですよ。
これはアマゾンで販売されてる商品が期間ごとにいくらになってるかを見るツールなんですが、
例えばこのFlexiSpotの定番アイテムE7を見てみましょう。
定価で買うと51700円ですが、セールがくるたびに3万円前半まで下がってます。
例えばデスクに出せるお金が3万円くらいだったとして、定価38500円のEJ2の購入を考えていたとします。

でもセールが来てE7が35000円くらいまで値下がりしてほぼ同じ値段になった
みたいなことも起こるんです。
なので、よほど緊急性がある方以外はAmazonで欲しいものリストに追加したり、カートに入れたりして確保しておいてタイムセールが来たら買う
というのをするとお得に買えます。
って方はFlexiSpotの公式サイトからメルマガに登録しましょう。
毎月11日に会員限定クーポンが配られてそれを使えば11%オフになります。

電動ドライバー必須
あと、フレキシスポットをこれから買おうとしてるかたは絶対に電動ドライバー必須です。
僕が実際に使ったのはこのユミマイルのドライバー。
見た目は普通のドライバーと変わらなくて、コンパクトなのがおすすめポイントです。
以上がFlexiSpotを買う前に知って置くべきポイントでした。
結構高い買い物なので、情報を仕入れてできるだけお得に買いましょう。
絶対に失敗しない電動昇降デスクFlexSpotの選び方 | おすすめスタンディングデスク〜まとめ〜

ということで今回は、電動昇降デスクFlexiSpotの選び方と購入前に知っておくべきポイントを解説しましたがいかがだったでしょうか?
FlexiSpotの足はたくさん種類があってわかりにくいと思いますが、
この記事を読んで自分の用途にあった電動昇降デスク選びをしていただけると嬉しいです。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。
では、また!