こんにちは、COMです。
今回は「ハーマンミラー社のアーロンチェア」を紹介したいと思います。
僕はエンジニアとして1日の9割を椅子に座って過ごしてます。
在宅ワークをいろんな企業が取り入れ始めた去年の今頃、すでに在宅ワークをしてた僕は体のためにちょっとでも良い椅子はないかと思ってネットを探してました。
すると、
という情報をみつけました。
よくよく調べてみると、有名Youtuberや経営者をはじめとしたデスクワーカーが使っており僕も欲しくなったので、1ヶ月くらい悩んで購入しました。
椅子は合う合わないがあるので、すぐに決めきれず実際に大塚家具に行き、アーロンチェア以外にも、エルゴヒューマン、オカムラ、イトーキなど何度も何度も座って座り心地を確認しました。
そして選ばれたのはアーロンチェアというわけです。
実際に長い期間使ったからこそわかるよかったところ、悪かったところを本音で紹介してます。
これをみればアーロンチェアについて語れるようになってるくらいの情報を詰めこんたので、
今デスクワークをしてて椅子を探してる方、アーロンチェアの購入を検討してる人は是非最後までみていってください。
【レビュー】20万円アーロンチェアを1年使ってわかった良いところと悪いところ
アーロンチェアについて
ハーマンミラーはアメリカのミシガン州に本社がある事務用家具、オフィス設備の製造メーカーで、1905年設立の歴史ある会社です。
ハーマンミラーの代表作がこのアーロンチェアです。
高機能のオフィスチェアはこれの他にも沢山あるけど、アーロンチェアほど買った人みんながいいって言ってる椅子ってなかなかないんじゃないでしょうか?
そんなアーロンチェアですが、数年前に改良されて、今発売されてるモデルの正式名はアーロンチェアリマスタードとなってます。
見た目だけじゃなくて、操作性や座り心地が格段によくなってるらしいので、その辺りも詳しく説明していきます。
アーロンチェアの見た目
まずみて下さい
この見た目。
色はダークグレーで正式にはグラファイトって言うらしいです。
コンパクトでミニマルなデザインですね。
割る言い方をすると、地味。
いって10万くらいじゃないでしょうか?
毎日目にはいってくるものなので、見た目はいいに越したことないですが、
見た目が良くないと座れないことはないですし、僕がアーロンチェアを選んだ理由は見た目ではないので、もっと大事な座り心地や機能面についてお話します。
アーロンチェアの座り心地
まずこのアーロンチェアを語る上で絶対に外せないポイント
そして、デスク選びでもっとも重要視すべきポイントそれが座り心地です。アーロンチェアはこの座りごこちがめちゃくちゃよいです。
アーロンチェアはサイズがABCと3種類あって、僕はBサイズを使ってます。
自分の身長。体格によってベストなモデルがかわってくるので、参考に表を貼っておきます。
細かいサイズ展開によって自分の体格にフィットするというわけです。
さらに、この座る部分がメッシュになってるんですが、このメッシュの部分がなんと場所によって硬さが違うようになってて、
骨の当たる部分は柔らかく 端の方は体を支えれるように固めという感じになってます。
これによって、一箇所に体重がかからず長時間座ってもお尻や太腿がいたくなりにくいです。
僕は今までクッション素材のゲーミングチェアに座っていて、メッシュ=座り心地が悪いという話を聞いたことがあって不安でしたが、それはメッシュの椅子が悪いだけで、アーロンチェアのメッシュは別格でした。
実際に仕事でわけわからないくらい長時間座っても以前の椅子に比べて疲れにくくなりました。
あとこれ買う前に知っておいてほしいんですが、アーロンチェアは買ってすぐはちょっとお尻が痛くなるという人がいるかもしれません。
実際に僕も体験したことなんですが、買ってすぐだと椅子にかたらだが馴染むまでちょっと時間がかかるので、馴染むまで1−2ヶ月使いこんで見ると変わってきます。
あともっと座りこごちを追求したい人はフットレストを使うのがおすすめです。
メッシュかクッションか
僕のおすすめはメッシュです。理由は通気性。
とくに男性は夏場になってくるとお尻が群れてきます。その時クッションだとかなり熱がこもってしまいます。
僕なんか筋トレしてるのか代謝が以上に高いので、夏の暑い時期にクッションタイプだと結構不快なレベルで汗かくので、メッシュにして本当に良かったなと思いました。
背中のサポート機能
次に僕がこの椅子に決めるきっかけとなった背中部分のサポートについて話します。
ポスチャーフィットランバーサポートがマジでよくて他の椅子と違うポイントです。
他の椅子だと、ランバーサポートといって背中の下の方の腰椎(ようつい)を支える機能のみなんですが、
アーロンチェアはポスチャーフィット仙骨サポートといって背骨を広い範囲で支える機能があってこれがマジで最高でした。(有名な外科医とハーマンミラーの共同作成らしくて特許種等してる)
こんな感じで背骨の上と下をバランスよく支えてくれるので、長時間座ってても猫背になりにくいです。
姿勢がつねに正しされてる気がして、姿勢良く作業ができます。
しかもこのポスチャーフィットの部分は押す強さを調節できるので、ここも自分の好みに合わせて帰れます。
僕は筋トレのせいで慢性的な腰痛なので、1番強い設定にしてガッツリ支えてもらってます。
これがない前の椅子だとわりと早い段階で腰が痛くなってきてたので、この機能はマジで助かってます。
他の高級オフィスチェアだとこの部分が、ないのでこれはぼくがアーロンチェアを選んだポイントのうちの一つですね、
アーロンチェアの前傾チルト機能について
アーロンチェアの良かったところ3つ目、そしてアーロンチェアの代名詞とも言える機能それは前傾チルトです。
これが何をする機能かと言うと、椅子の座ってる面の角度を5度前に傾ける機能です。
ちょっとだけ傾いてます。
え?これで何かかわるの?って思うかもしれないんですが、めちゃくちゃ変わります。
前傾姿勢になることでより作業に集中しやすい姿勢になると同時に、
っていう感じでオンオフの切り替えにも使えます。
僕はエンジニアなので、そこまで前傾姿勢になる機会がなくあまり使ってないんですが、
たまに本気でブログ書いたり、集中して仕事する時に使ってます。
アーロンチェアの機能について
あとは紹介しきれなかったアーロンチェアの機能を説明していきます。
まず腕を置くアームのについて。
アームは座る人によりフィットするようにいろんなところが動くようになってます。
腕を置くところは 皮じゃないんですがとてもクッション性があって腕が痛くなりません。汗かいてもすぐに拭きとれます。
アーム自体は前後に動かせて、稼働域は5cm。
さらに、このアームは無制限で上下に動かせるので自分の1番作業しやすい高さに合わせれます。
高さは座って右側にあるこちらのレバーで調節できます。
サイズによって違いますが、僕の座ってるサイズBだと役44-55cmの間で設定できます。
リクライニングに関しては、全部で3段階調節できます。
まず座って左側にあるレバーを回すと調節できて、実際はこんな感じ↓
リクライニングなし(段階1)
ちょっと傾く(段階2)
結構傾く(段階3)
このリクライニングの反発の強さは座って右側のプラスマイナスの書いてあるレバーを捻ると強度が変更できて、マイナスの方に捻ると反発弱めプラスの方に捻ると反発強めになります。
先ほど紹介した前傾姿勢を作れるチルト機能は、リクライニング調節レバーの外側にあるレバーを捻ることで普通モードとチルトモードに切り替えれます。
こんなアイコンが描いてるのでぱっと見で分かりますね。
僕はチルトモードにして集中するときはまずこのレバーを奥に捻ってチルトモードをオンにして、奥にあるリクライニングのレバーを奥に捻って固定し後ろに倒れられないようにします。
これで逃げられなくて嫌でも集中できるのでサボりがちな人にぴったりな機能です。
これらの機能をフル活用して僕が実際に作業してるときはこんな感じです。
アーロンチェアの値段と保証について
アーロンチェアは高い?
あとアーロンチェアの値段は20万で一見高いという印象を受けますが、
逆に安いんじゃね?
って思ってて、その理由は保険にあります。
アーロンチェアは壊れた場合の保証期間が12年あるので、12年は現役で使えるということ。
20万だとしても12年使えば、一年あたり16666円。それを365で割ると1日あたり45円
うまい棒5本分より安いです。
その辺の保証のない椅子を買って数年でこわして新しいのを買うなら、アーロンチェアを買った方が逆に安いまでありますね。
ちなみに耐久性も凄まじくて、24時間人が座り続けても12年使えるようにというコンセプトで耐久テストをやってるそうです。
耐荷重は159kgまでOKで、実際に130kg超えの僕の友達が座った時もびくともしませんでした。
1年使ってわかった良くなかったところ
ここまで散々アーロンチェアを褒めてきたので
悪かったぶぶんを紹介していきます。
カラーバリエーションが少ない
アーロンチェアってカラーが3色しかなくて、
- グラファイト
- カーボン
- ミネラル
といった展開になってます。
で、グラファイトとカーボンがグレーでほぼ同じ色なんで、実質ダークグレーかライトグレーかの二択なわけです。
おかむらの椅子なんかは赤青などわりとカラーバリエーションが豊富なので、
部屋の雰囲気に合わせておしゃれにすることもできるわけですね。
個人的に赤が好きなのでそこはちょっと残念でした。
アームレストが無制限に調整できるので左右対象にするのが難しい
これはアーロンチェアがより座りやすいようにアームレストを無制限な高さ調節できるようにしたから起こったことでむしろ良いことなんですが
右が高さ3だから左もそれにあわせて〜みたいなことができません。
気をつけないと左右非対称になるのがちょっと気になります。
頭サポートがないので仮眠などリラックスには向いてない
リクライニングがゲーミングチェアだと150度あたりまで倒れてほぼ寝れるんですが、アーロンチェアは思いっきり倒してもあまり倒れません。
仕事をするための椅子であって、リラックスするためじゃないですからね。当然っちゃ当然なんでリラックス目的の人にはおすすめしません。
ホコリが溜まりやすい構造
機能が色いろついてて、メカメカしいデザインな分埃がいろんな部分にたまります。
具体的には椅子の背面や裏側にホコリが結構たまります。
ホコリなんかどんなに貯まっても椅子の機能にはまったく影響ないんで基本は放置してます。
気になったタイミングで面倒だなと思いながら掃除してます。ちなみに頻度は、三ヶ月に一回くらいです。
【レビュー】20万円アーロンチェアを1年使ってわかった良いところと悪いところ〜まとめ〜
今回はハーマンミラー社のアーロンチェアを紹介しました。
家にいるときの大半を椅子の上で過ごすんだし
と思って購入しました。
購入理由は今回動画で散々紹介してきた通りなんですが、しょぼめの理由が他にもあって、それはこれが見た中で一番高いオフィスチェアだから。
これを買っておけば後で
っていう後悔をしないためです。
椅子って長期間座ってみないとわからないし、全部の椅子を長期使用レビューできないので、これが最高にちがいない!というある種の思い込みも幸せになるには大事なのかなって思ったりします。
ちなみにハーマンミラーのオフィスチェアでアーロンチェアと並ぶ高機能の椅子でエンボディーチェアというのがあるんですが、
値段変わらないのになんでそっちにしなかったかというと、背面のデザインがダサいなって思ったからです。
色々言いましたが、この椅子20万は確かに高いですが、買って良かったしこれだけ高性能ならこの値段も納得かなって思います。
在宅ワークはこれからも続くと思うので、自宅の椅子選びで悩んでる人は是非アーロンチェアも検討してみて下さい。
ちなみに買うならオンラインがおすすめです。
理由は早く届くし、椅子引き取りサービスなどがあるからです。
実店舗で試坐→オンラインで注文!
今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございました!
では、また!